社会と個人 どう向きあうの

林住期 どのように暮らすのか。日々、自問自答する。

(290) 「貴公子」鑑賞

 

 

 

 

 

 

半ドンの仕事を終わって、13時20分から大阪駅ステーションで鑑賞した。50名ぐらいの観客、圧倒的に女性客が多かった。その理由は私には不明だが…… キム・ソンホの熱烈ファンなのであろうか。

  




映画.COMから

「THE WITCH 魔女」シリーズのパク・フンジョン監督が、巨額の遺産を巡って繰り広げられる攻防戦を予測不能な展開で描いた韓国ノワールアクション。

フィリピンで暮らす貧しい青年マルコは病気の母のため、地下格闘で日銭を稼いでいた。ある日、マルコはこれまで一度も会ったことのない韓国人の父が自分を捜していると聞き、韓国へ向けて旅立つ。マルコは飛行機の機内で、自らを「友達(チング)」と呼ぶ怪しい男「貴公子」と出会う。美しい顔立ちで不気味に笑う貴公子に恐怖を感じて逃げ出すマルコだったが、執拗に追われ徐々に追い詰められていく。

ドラマ「海街チャチャチャ」でブレイクしたキム・ソンホが映画初出演にして主演を務め、魅惑的かつユーモラスな貴公子を熱演。ドラマ「こんにちは?私だよ!」のカン・テジュがマルコを演じ、「君だけが知らない」のキム・ガンウ、ドラマ「ヘチ 王座への道」や映画「蒼き狼 地果て海尽きるまで」のコ・アラが共演。

2023年製作/118分/PG12/韓国
原題:The Childe
配給:シンカ
劇場公開日:2024年4月12日

 

www.youtube.com

 

ストーリーを知って、観たならば 興奮することがなかったのかもしれない。
「どんなふうに展開するのか」「何がテーマか」、頭の中で予測しながら引き込まれた。キム・ソンホ演じる「貴公子」の正体がわからない。コ・アラ演じる女性弁護士も何者か。

韓国ノワールアクション、飽きさせない。

 

 

 

 

  

 

フィリピンで暮らす貧しい青年マルコ(カン・テジュが演じる) がキーマン。雑草のようにたくましい。

 

 

悪役のキム・ガンウもかっこいい。

 

 

  


韓国ノワールアクション、容赦がない。ドキドキ感が癖になる。

 

 

 

 


「貴公子」の正体、私には最後まで分からなかった。自称「プロ」はどんな人か。

 

  

 

 

 

映画『貴公子』公式サイト

 

 

 STAFF


パク・フンジョン監督は、『生き残るための3つの取引』や『悪魔を見た』の脚本家として早くから映画界で注目を集め、韓国のクライムノワール界の重鎮としての地位を確立した。監督デビュー以来、韓国犯罪映画の傑作『新しき世界』を皮切りに、数々の象徴的なシーンや印象的なセリフを世に送り出した。更に、過去にないユニークな題材と洗練されたアクションがセンセーショナルな『THE WITCH/魔女』シリーズで独自の世界を構築した。どの作品でも優れたストーリーテリング、魅力的な登場人物、圧倒的なビジュアルを披露し、韓国映画界においてノワールジャンルの巨匠としての地位を確立した。8作目となる本作を完成させ、先見の明のある監督として道を切り開き続けている。キャストとスタッフの揺るぎない信頼を受け、パク・フンジョン監督が送り出した本作は、サスペンスとスリル、ユーモアとアクションなど、さまざまなジャンルの楽しさが味わえるアクションノワールの傑作だ。
 
  フィルモグラフィー  

2022年『THE WITCH/魔女 ―増殖―』(製作・脚本・監督)
2021年『楽園の夜』(製作・脚本・監督)
2018年『THE WITCH/魔女』(脚本・監督)
2017年『V.I.P. 修羅場の獣たち 』(企画・製作・脚本・監督)
2015年『隻眼の虎』(脚本・監督)
2012年『新しき世界』(脚本・監督)
2011年『血闘』(脚本・監督)
2010年『生き残るための3つの取引』(脚本)、『悪魔を見た』(脚本)

 

  受賞歴 

2019年第39回ファンタスポルト国際映画祭-『THE WITCH/魔女』で
   最優秀作品賞
2019年第26回ジェラルメ映画祭-『THE WITCH/魔女』で審査員賞
2017年ファンタスティック・フェスト映画祭-『V.I.P. 修羅場の獣たち』で
  スリラー部門最優秀監督賞
2016年第36回ゴールデン・シネマトグラフィー・アワード-『隻眼の虎』で
  最優秀作品賞、最優秀監督賞
2013年第8回韓国映画記者協会賞-『新しき世界』でクリエイティブ賞
2013年第5回ブイル映画賞-『新しき世界』で審査員賞
2013年第46回シッチェス映画祭-『新しき世界』でフォーカスアジア最優秀作品賞
2013年第5回ロンドン韓国映画祭-『新しき世界』で審査員賞
2011年第32回青龍映画賞-『生き残るための3つの取引』で最優秀脚本賞
2011年第15回ファンタジア国際映画祭-『生き残るための3つの取引』で
  最優秀脚本賞

 

 

 

 

 


韓国映画、面白い。韓国ノワール映画健在、元気だ。目を覆いたくなるような露骨な残酷シーンもなかった。パク・フンジョン監督を追ってみようと思う、そして、キム・ソンホも。
私の評価、80点。

 

 

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