社会と個人 どう向きあうの

林住期 どのように暮らすのか。日々、自問自答する。

(241) 「カラオケ行こ!」鑑賞

 

 

 

 

 

 

仕事を半ドンで終わり、梅田東宝シネマで14時40分からの部を鑑賞。
小さい会場、ほぼ満席。客層は様々



映画.COMから

変声期に悩む合唱部の男子中学生と歌がうまくなりたいヤクザの交流をコミカルに描いた和山やまの人気コミックを、綾野剛主演で実写映画化。

中学校で合唱部の部長を務める岡聡実は、ある日突然、見知らぬヤクザの成田狂児からカラオケに誘われる。戸惑う聡実に、狂児は歌のレッスンをしてほしいと依頼。組長が主催するカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける恐怖の罰ゲームを免れるため、どうしても歌がうまくならなければならないのだという。狂児の勝負曲は、X JAPAN「紅」。嫌々ながらも歌唱指導を引き受ける羽目になった聡実は、カラオケを通じて少しずつ狂児と親しくなっていくが……。

綾野が狂児を演じ、聡実役にはオーディションで選ばれた新星・齋藤潤を抜てき。「リンダ リンダ リンダ」の山下敦弘監督がメガホンをとり、テレビドラマ「アンナチュラル」「MIU404」の野木亜紀子が脚本を手がける。

2024年製作/107分/G/日本
配給:KADOKAWA
劇場公開日:2024年1月12日

 

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映画「カラオケ行こ!」主題歌「紅」
リトルグリーモンスターが 府中市立府中第四中学校の合唱部とコラボ。

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映画の舞台は2019年大阪。ロケ地は千葉。

最初からコミカルな展開で、ずっと笑っていた。会場からも笑い声が
こんなに楽しい映画 久しぶりだ。
さすが、綾野剛のやくざ姿、板についている。ほかの極道もどすが利いて、そして、ユーモラス。
最後は号泣しそうになった。

 

 

 

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映画を見た後で、原作を読んだ。

 

  

 

  

 

 

成田狂児は本名。こんな名前を付ける親もおるのだろうか。
ヒコロヒー演じる和子が母親、祖父が加藤雅也演じる田中正。もともとは、3人目の子供で京二であった。京子、京一の次に生まれた。祖父がいたずら心か!?、狂児としてしまった。

  


合唱部の大会への日々、祭林組組長が主催するカラオケ大会。2つの大会に向かう中で、四代目祭林組若頭補佐・成田狂児 (綾野剛)と森丘中学校合唱部の部長・岡聡実(齋藤潤)に親密感が生まれていく。

 

  

 

  

 

    

 

 

映画『カラオケ行こ!』公式サイト

 

1976年生まれ、愛知県出身。大阪芸術大学卒。『どんてん生活』(99)、『ばかのハコ船』(03)、『リアリズムの宿』(04)と“ダメ男三部作”をとっかかりに05年『リンダ リンダ リンダ』で商業映画デビュー、ヒット作となる。続く『天然コケッコー』(07)では第32回報知映画賞監督賞、第62回毎日映画コンクール日本映画優秀賞などを受賞。その他、映画作品に『マイ・バック・ページ』(11)、『苦役列車』(12)、『もらとりあむタマ子』(13)、『味園ユニバース』(15)、『オーバー・フェンス』(16)等があり、その後も野木亜紀子脚本の連続ドラマ「コタキ兄弟と四苦八苦」(20)、Amazon スタジオによるモダンラブ・東京「最悪なデートが最高になったわけ」(22)、宮藤官九郎脚本による『1秒先の彼』(23)など話題作が続いている。アニメーション映画『化け猫あんずちゃん』(共同監督・久野遥子)含め公開待機作が3本。

 

マンガ家。1995 年生まれ、沖縄県出身。著作に『夢中さ、きみに。』『カラオケ行こ!』(KADOKAWA/ビームコミックス)、『女の園の星』(祥伝社/フィールコミックス)がある。2019 年8月に刊行した『夢中さ、きみに。』が、第 23 回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞、第 24 回手塚治虫文化賞短編賞をダブル受賞。他タイトルにおいても多数のマンガ賞を受賞し、手がけた作品すべてが高評価を受ける。現在、『FEEL YOUNG』(祥伝社)にて『女の園の星』を連載中。また、2020 年 11 月『月刊コミックビーム 12 月号』より『カラオケ行こ!』の続編『ファミレス行こ。』の連載がスタート、大好評連載中。

 

 1974 年生まれ、東京都出身。主な脚本担当作品に『図書館戦争』シリーズ(13・15)、『アイアムアヒーロー』(16)。また、ドラマ作品でも「空飛ぶ広報室」(13/TBS)、「重版出来!」(16/TBS)、「逃げるは恥だが役に立つ」(16/TBS)、オリジナル作品に「アンナチュラル」(18/TBS)、「獣になれない私たち」(18/日本テレビ)、「フェイクニュース」(18/NHK)、「コタキ兄弟と四苦八苦」(20/テレビ東京)、「MIU404」(20/TBS)など、社会現象とも呼べる熱狂的なファンを持つ数々の作品を手掛けている。「重版出来!」「逃げるは恥だが役に立つ」で東京ドラマアウォード 2016・脚本賞、「アンナチュラル」で東京ドラマアウォード 2018・脚本賞/芸術選奨文部科学大臣新人賞を、「獣になれない私たち」で、第 37 回向田邦子賞、さらに映画『罪の声』(20)では第 44 回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。22 年は自身初となるアニメーション映画『犬王』の脚本を手掛けるなど活躍の幅を広げている。

 


 

 

やくざと中学生の交流、ほぼあり得ない設定。アニメ、映画の世界の話ではあるが、リアリティを持たせた手腕こそ素晴らしい。
綾野剛はやっぱりすごいと思う。
この人が出てれば間違いないという俳優がいてる。そのうちの一人だ。
凄い俳優には、凄い映画・作品がついて回る。俳優の運・力量か。よいスタッフが良き俳優を求めるからなのであろう。

 

 

 

  




エンターテイメント。笑ってしまうし、勘所で泣かす。
「紅」、岡聡実が最後のほうで歌い上げるが、泣いてしまう。
私の評価 90点。

 

 

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