7月29日、難波TOHOシネマで朝一番 8時40分からの部を鑑賞。大ホールはほぼ満席だ。
映画.COMから
原泰久の人気漫画を実写映画化した大ヒット作「キングダム」シリーズの第3作。
春秋戦国時代の中国。天下の大将軍を志す少年・信(しん)は秦の若き国王・えい政(えいせい)と運命的な出会いを果たし、ともに中華統一を目指すことに。魏との戦いに勝利をおさめた彼らのもとに、秦に対して積年の恨みを抱える隣国・趙の軍隊が攻め込んでくる。えい政は長らく戦場から離れていた伝説の大将軍・王騎(おうき)を総大将に任命。王騎から戦いへの覚悟を問われたえい政は、かつての恩人・紫夏(しか)との記憶を語る。100人の兵士を率いる隊長となった信は、王騎から「飛信隊」という部隊名を授かり、別働隊として敵将を討つ任務に挑むが……。
信役の山崎賢人、えい政役の吉沢亮、王騎役の大沢たかおら前2作からのキャストに加え、紫夏役で杏、趙の総大将・趙荘(ちょうそう)役で山本耕史、副将・馮忌(ふうき)役で片岡愛之助、副将・万極(まんごく)役で山田裕貴が新たに参加。
2023年製作/129分/G/日本
配給:東宝、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
主題歌、宇多田ヒカル「Gold ~また逢う日まで~」が心にしみる。
中国の歴史はなじみ深い。
あの「三国志」より400年以上前の秦統一に至る話が「キングダム」の時代背景だ。
上図は キングダムの世界:NHKアニメワールド キングダム より拝借
Perplexityに聞いてみた。
キングダムは、中国の春秋戦国時代を舞台にした作品です。春秋戦国時代は、紀元前770年から紀元前221年までの約550年間にわたる中国の分裂期で、西周が滅亡したことにより各地の有力諸侯が独立し、後の秦の始皇帝による中国統一までを指します[3][6][7]。この時代には、権力闘争や戦争が絶えず、知略や権謀術数が渦巻く時代でした。一方、キングダムの舞台となった日本は、春秋戦国時代とほぼ同時期にあたる紀元前10世紀頃から紀元後3世紀までの弥生時代でした[2][4]。弥生時代は、縄文時代からの文化の発展期で、農耕が始まり、狩猟が中心だった縄文時代より文明が発達し、平和に暮らしているようなイメージがあるかもしれませんが、実際には国内での戦いがあったとされています[4]。
Citations:
[1] https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000593.000007916.html
[2] https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11182784601
[3] https://www.nhk.or.jp/anime/kingdom/story/index.html
[4] https://www.satsuki88.com/japan-of-2000-years-ago/
[5] https://wakaentertainment.com/kingdom-sengokuperiod/
[8] https://rekijin.com/?p=9832
[9] https://ameblo.jp/kingdamu-sijitu/entry-12056073318.html
この作品に出演する俳優が本当に贅沢だと思う。
えい政と紫夏との出会いと別れが涙を誘う。紫夏役の杏が流石。
秦と超の戦場。スケールもでかいし、それぞれの大将が個性的だ。
信が率いる100人の部隊、「飛信隊」。「飛信隊」の面々はマス対マスの構図の中で、躍動的で、人間のドラマがある。
争いごと、戦い、自分自身に害が及ぶことがないことがわかっているから、単純にわくわくする。
軍勢配置図をみながら、河了貂(橋本環奈演じる)が一喜一憂する姿もかわいい。
きょうかい役の清野菜名、アクションが素晴らしいし、独特の雰囲気が好きだ。
この作品の監督、脚本も手掛けているし、面白い。注目だ。
広島県出身。武蔵野美術大学在学中に脚本・監督を手がけた短編映画「寮内厳粛」(94)が、ぴあフィルムフェスティバルでグランプリを受賞。その後、市川準監督の「東京夜曲」(97)や「ざわざわ下北沢」(00)、行定勲監督の「ひまわり」(00)などの脚本を手がけ、01年の「LOVE SONG」で初めて商業映画のメガホンをとる。「修羅雪姫」(01)の監督や映画「春の雪」(05)、「県庁の星」(06)などの脚本を担当し、「GANTZ」2部作(10、11)を大ヒットさせて成功を収めた以降は、「図書館戦争」シリーズ(13、15)など実写アクション大作を数多く手がけるように。「アイアムアヒーロー」(15)、「デスノート Light up the NEW world」(16)、「いぬやしき」(18)などの話題作を手がけ、「キングダム」(19)で第43回日本アカデミー賞優秀監督賞に選出された。
(映画.COMから)
終了して退席する際に、年配の方が「死ぬまでに最後まで観ることができるのだろうか」と喋っているのが聞こえた。
まだまだシリーズが続く。
3作目、感情移入もできたし、新たなキャラクターも登場して今後が楽しみ。
エンターテインメント、最高に素敵な時間を過ごせた。
評価 95点。