社会と個人 どう向きあうの

林住期 どのように暮らすのか。日々、自問自答する。

(193)  ガザ戦闘一時停止要請の決議案否決 米が拒否権行使

 

 

 

 

 

 

 

                                                           


 1956年

 この日、日ソ共同宣言がクレムリン宮殿で鳩山・ブルガーニン両国首相の間で調印され、11年に及ぶ戦争状態が終わった。しかし、北方領土問題が解決されず残り、平和条約には至らなかった。これによって、国連加盟への道が開け、日本は国際社会の一員となった。 

                                       

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米、ガザ決議案に拒否権 安保理、日仏など賛成

パレスチナ自治区ガザ情勢に関する国連安全保障理事会の会合=18日、米ニューヨーク(共同)
8時25分


 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は18日、パレスチナ自治区ガザの人道状況改善を目指し、イスラエル軍イスラム組織ハマスの大規模戦闘の一時停止を要請する決議案を否決した。15カ国のうち日本やフランスなど12カ国が賛成したが、常任理事国の米国が拒否権を行使した。英国とロシアは棄権した。

 ロシアのウクライナ侵攻に続き、常任理事国の特権が壁となった。多数の犠牲者を出す紛争に対応できず、安保理の存在意義が改めて問われる。

 米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は、バイデン大統領らによる外交努力の成果を待つべきだとした上で「決議案はイスラエル自衛権に言及しておらず、失望した」と拒否権行使の理由を説明した。

 今月の議長国として決議案を提出したブラジルのフランサ・ダネセ国連大使は「またも沈黙と怠慢が打ち勝ってしまった。長期的に誰も得をしない」と落胆を示した。中国の張軍国連大使は、米国が事前に決議案の修正を要求しておらず「信じ難い結果だ」と語った。

 

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病院攻撃「虐殺だ」怒りの声 次々運び出される負傷者


17日、パレスチナ自治区ガザで爆発した病院から別の病院に運ばれた負傷者ら(ゲッティ=共同)

10月18日
共同通信

 【カイロ共同】イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ北部の病院への攻撃で17日、数百人の死者が出たと伝えられた。中東メディアの映像では、現場から次々と負傷者らが運び出され、別の病院に搬送された。頭から血を流した人や、抱えられた子どもの姿もあった。パレスチナ人は怒りに包まれ、「虐殺だ」との声が上がった。

 映像では、現場周辺に駆け付けた多くの救急隊員らが、毛布も使い負傷者を運び出した。搬送先の病院は混乱状態。うなだれた女性や、憤りをあらわにする男性もいた。泣き叫ぶ赤ん坊の姿もあった。

 中東メディアに登場したパレスチナ人政治家は「世界が見ている前で虐殺が行われた」と声を震わせた。

 

 

 

国連安保理、ガザ戦闘一時停止要請の決議案否決 米が拒否権行使 | ロイター


国連安保理、ガザ戦闘一時停止要請の決議案否決 
米が拒否権行使


Michelle Nichols
2023年10月19日午前 8:43 GMT+97時間前更新

 

安保理として意思表示できず残念=ガザ地区巡る決議案否決で官房長官
 10月19日、松野博一官房長官は午前の会見で、パレスチナ自治区ガザへの援助提供を可能にするため紛争の一時停止を求める決議案が国連の安全保障理事会で否決されたことについて「安保理として適切なかたちで意思表示できなかったのは残念だ」と語った。写真は18日の国連安全保障理事会。ニューヨークで撮影(2023年 ロイター/Mike Segar)

[国連 18日 ロイター]
国連安全保障理事会は18日、イスラエルイスラム組織ハマスの衝突を巡り、パレスチナ自治区ガザへの援助提供を可能にするため、紛争の人道的な一時停止を求めるブラジルの決議案を否決した。米国が拒否権を行使した。

安保理は当初、ブラジル案の採決を16日に実施する予定だったが、交渉の時間をさらに確保するため24時間延期された。その後、米国がさらに延期を求め、採決はここ数日で2回延期されていた。 もっと見る

18日の採決では12カ国が賛成票を投じた一方、ロシアと英国は棄権した。

米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は採決後、「われわれは現地で懸命な外交活動を行っている」とした上で、「決議は重要だ。そして、この安保理は声を上げなければならない。しかし、われわれが取る行動は現地の事実に基づいたものでなければならず、直接的な外交努力を支援するものでなければならない。それが人命救助につながる。安保理はこれを正しく理解する必要がある」と述べた。

また、決議案がイスラエル自衛権に言及していないことに米国は失望しており、ガザの人道危機はハマスに責任があると非難した。

「われわれはイスラエル、近隣諸国、国連、その他パートナーと共にガザの人道危機に対処している。食料、医薬品、水、燃料を一刻も早くガザに流入させることが重要だ」と主張。「ハマス自体の行動がこの深刻な人道危機を招いた」と訴えた。

米政府は伝統的に安保理のいかなる行動からも同盟国であるイスラエルを守ってきた。

ロシアのネベンジャ国連大使は「われわれは再び米国の同僚の偽善とダブルスタンダード二重基準)の目撃者となった」と述べた。ロシア案は16日に否決された。 

国連のグテレス事務総長は18日、人質解放とガザへの支援物資提供を可能にするため、人道的な一時停戦の即時締結を求めた。

ロシアは、国連緊急特別総会を招集するよう要請したと明らかにした。どの国も拒否権を持たない総会決議に拘束力はないが、政治的な重要性を持つ。
国連で中東和平を担当するウェネスランド特使は18日、紛争が拡大するリスクは「非常に現実的で、極めて危険」と警告した。 

中国の張軍国連大使は、米国は交渉中に反対を表明しておらず、決議案が採択されると安保理メンバーに信じ込ませたと非難。今回の採決結果を「信じられないというほかない」と表現した。

 

 

 

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