社会と個人 どう向きあうの

林住期 どのように暮らすのか。日々、自問自答する。

(202) 「人道的休戦」を要請する決議案を121カ国の賛成で採択 (国連総会 10月27日)

 

 

 

 

 

                                                         


 1890年

 初の帝国議会を1か月後に控えたこの日、政府は「教育に関する勅令」を発布した。
教育勅語の狙いは、忠君・愛国の精神を国民の心の奥に植え付けることにあった。

 戦争期には極端に神聖化されたといわれる。治安維持法体制下の1930年代に入ると、教育勅語は国民教育の思想的基礎として神聖化された。教育勅語の写しは、ほとんどの学校で「御真影」(天皇・皇后の写真)とともに奉安殿・奉安庫などと呼ばれる特別な場所に保管された。また、生徒に対しては教育勅語の全文を暗誦することも強く求められた。

敗戦後の1948年の国会で失効が決議された。
                                       

                                               岩波ジュニア新書「カレンダー日本史」(永原慶二編著)から        

 

 

 

世界の動向が、「自由と民主主義 ✖ 専制主義」という単純な論理では理解不能だ。
”大国のための自由と民主主義” であってはならない。
イスラエル・ガザ戦闘問題では、中国、ロシアは多数派に、そして、アメリカはリーダーシップを発揮できない。
パレスチナ問題の基本のところは、大国がそこで暮らす人々との意思とは関係なく、人々の意思を無視してイスラエル建国を後押ししたことにある。
しかし、現在は 大国の意向がそのまま通っていく時代ではない。

 

www.47news.jp

 

国連総会、ガザ「人道休戦」決議 
賛成121カ国、米は反対


2023年10月28日共同通信
 

【ニューヨーク共同】国連総会(193カ国)は27日、パレスチナ自治区ガザの情勢を協議する緊急特別会合で、イスラエル軍イスラム組織ハマスに「人道的休戦」を要請する決議案を121カ国の賛成で採択した。法的拘束力はないが、ガザへの地上侵攻を目指すイスラエルの軍事作戦を容認しない姿勢を示した。ハマスを名指しで非難しなかった。

 28日で戦闘開始から3週間。ハマスが実効支配するガザの人道危機が深まる中、イスラエル軍報道官は27日、ガザへの陸上部隊による越境作戦を拡大すると表明した。国際社会とイスラエルの溝が一段と目立っている。

 決議案には米国を含む14カ国が反対、日本や英国など44カ国が棄権した。14カ国は不参加だった。日米や欧州の一部は、ハマス非難などを盛り込むよう求めていた。

 イスラエルのエルダン国連大使は「人道危機など起きていない。ハマスを壊滅して人質を救出する」と反発。パレスチナマンスール国連大使は「総会が打ち勝った。パレスチナと全ての人々に適切なメッセージを送った」と歓迎した。

 


毎日新聞から 図を拝借 
カナダ案は採決されなかった。

国連総会 ガザ「人道的休戦」決議を採択 緊急特別会合 | 毎日新聞


 

 

ロシアのウクライナ侵略についての国連決議を振り返りたい。

国連総会緊急特別会合は3月2日、ロシアによるウクライナ侵攻を非難する決議(西日本新聞から)

国連総会のロシア非難決議、反対は5カ国のみ。賛成141カ国で採決 議場から拍手、その時ロシア大使は… | Business Insider Japan



ロシアを非難する国連総会決議で反対・棄権を意思表示した国

国連総会がロシア非難決議 賛成141カ国、孤立鮮明に ウクライナ侵攻で緊急会合|【西日本新聞me】

 

 


   ウクライナに関する国連決議

 国連決議、賛同7割超    ロシア接近のアフリカ、反対票も ウクライナ侵攻1年:朝日新聞デジタル

 

 

 

 

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