社会と個人 どう向きあうの

林住期 どのように暮らすのか。日々、自問自答する。

(305) 「青春18×2 君へと続く道」鑑賞

 

 

 

 

 

 

 

シアタス心斎橋で8時20分からの部を鑑賞。観客は3割強。

 

映画.COMから

「新聞記者」「余命10年」の藤井道人が監督・脚本を手がけた日台合作のラブストーリー。ジミー・ライの紀行エッセイ「青春18×2 日本漫車流浪記」を映画化し、18年前の台湾と現在の日本を舞台に、国境と時を超えてつながる初恋の記憶をエモーショナルに描き出す。

18年前の台湾。高校3年生のジミーはアルバイト先で4歳上の日本人バックパッカー、アミと出会い、天真爛漫でどこかミステリアスな彼女に恋心を抱く。アミもまた、ある秘密を抱えながらもジミーにひかれていく。しかし突然アミの帰国が決まり、意気消沈するジミーにアミはある約束を提案する。

現在。人生につまずいて久々に帰郷した36歳のジミーは、かつてアミから届いたハガキを再び手に取り、あの日の約束を果たすべく日本へ向けて旅立つ。東京から鎌倉・長野・新潟、そしてアミの故郷・福島へと向かう道中で、彼女と過ごした日々の記憶がジミーの心によみがえる。

台湾の人気俳優シュー・グァンハンがジミー、清原果耶がアミ役でそれぞれ主演。「ブエノスアイレス」などの俳優チャン・チェンがエグゼクティブプロデューサーを務めた。

2024年製作/123分/G/日本・台湾合作
配給:ハピネットファントム・スタジオ
劇場公開日:2024年5月3日

 

www.youtube.com

 

藤井直人監督、37才。
「新聞記者」で初めて知った。社会的な問題に正面から向き合う方だと思った。それから、「余命」など観てきた。
青春・恋愛映画はどちらかというと避けてきたほうだが、この作品は観てしまった。

 

 

  

 

 

 

 


日本人バックパッカー・アミ(清原果耶)が とにかく明るい。ジミー(シュー・グァンハン)は誠実そのもののハンサム。
ジミーが18才の時にアミに出会って、そして、18年たってアミの真実に出会う。
青春18×2> と上手なネーミング。

 

 


清原果耶、素敵な女優だ。

 

 


アミは何を必死に祈っているのだろうか。

 

ジミーを演じたシュー・グァンハンは、18才と36才を違和感なく演じ分けた。
日本に旅立った36才のジミー。

 

  

 

 

 


共演者たちも素晴らしい。

  

 



 

 

  

 

 

   

 

出会いから 約束の別れ (夢を実現したら会おう) までは淡々と進む。映像の美しさに引き込まれながら

ジミーが日本に旅立つあたりからアミの真実の姿が明かされる。アミの側からストーリーが語られる。アミの秘密が解き明かされていく。

 

 

映画『青春18×2 君へと続く道』公式サイト

 

ロケーションマップ|映画『青春18×2 君へと続く道』公式サイト
      
台湾の台南など、そして、日本の鎌倉、松本、長岡、
   新潟、福島只見町、など

 

主題歌がいい。

 

 

www.youtube.com


歌詞

僕はここにいるよ 
君のいた場所に 
いつか観た映画みたい 
冬を浴びて

君は何してるの? 
きっと笑っているね 
気付かずにいる僕に 
どんな気持ち抱え暮らしてたの?

時間の流れを止めて生きてきたような 
淡い想いを 眩しい恋を 
ずっと手放せずに 抱きしめ続けて 
どうしてあの時伝えなかったの? 
柔らかな後悔が今日も僕に寄り添ってる

想い出はいつも 
綺麗過ぎていて 
優しくて 苦しくて 
油断してると夢の中に生きてる

これ以上 足踏みしてちゃダメなことぐらい 
わかっているって それでもずっと 
君の事だけは 嘘つけずにいる 
いつまで不毛な夢を見ているの? 
暗闇に浮かぶ光のような想いを追って

風を切り走る列車の 
窓から外を見てる 
その景色の中に見つけたんだ 
君が僕に残した希望のサイン

さよなら 僕らの果たせずいる約束 
君の想いを 切ない願いを 
ずっと手放さずに 抱きしめて生きよう 
どうしてあの時行かせてしまったの? 
柔らかな後悔が今日も僕に寄り添ってる 
暗闇に浮かぶ光のような想いを追って

 

 

 

  

 

  

 

  




泣かせる映画。何度も何度も目頭をふいてしまった。
エンドロールのミスチルの主題歌「記憶の旅人」、映画にぴったり。バイクの二人乗り、ランタン(天燈)、などのシーンがよみがえる。

私の評価 90点。

 

 

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