社会と個人 どう向きあうの

林住期 どのように暮らすのか。日々、自問自答する。

(215) 「ゴジラ-1.0」鑑賞

 

 

 

 

 

 

 

 

11月18日、半ドンの仕事を終わり、梅田東宝で 14時20分からの部を鑑賞。大きな会場に、8割ぐらい来館者。年令層は多様。

  

 

映画.COMから

日本が生んだ特撮怪獣映画の金字塔「ゴジラ」の生誕70周年記念作品で、日本で製作された実写のゴジラ映画としては通算30作目。「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズをはじめ「永遠の0」「寄生獣」など数々の話題作を生み出してきたヒットメーカーの山崎貴が監督・脚本・VFXを手がけた。

タイトルの「−1.0」の読みは「マイナスワン」。舞台は戦後の日本。戦争によって焦土と化し、なにもかもを失い文字通り「無(ゼロ)」になったこの国に、追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現する。ゴジラはその圧倒的な力で日本を「負(マイナス)」へと叩き落とす。戦争を生き延びた名もなき人々は、ゴジラに対して生きて抗う術を探っていく。

主演を神木隆之介、ヒロイン役を浜辺美波が務め、2023年4~9月に放送されたNHK連続テレビ小説「らんまん」でも夫婦役を演じて話題を集めた2人が共演。戦争から生還するも両親を失った主人公の敷島浩一を神木、焼け野原の戦後日本をひとり強く生きるなかで敷島と出会う大石典子を浜辺が演じる。そのほか山田裕貴青木崇高吉岡秀隆安藤サクラ佐々木蔵之介と実力派豪華キャストが共演。

2023年製作/125分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2023年11月3日

 

www.youtube.com

 

神木隆之介演じる特攻隊員・敷島浩一が小笠原諸島の大戸島(架空の島)に着陸するシーンから始まる。初代「ゴジラ」以来69年ぶりに大戸島が登場する。
ゴジラ」(1954年製作)の設定では、日本の小笠原諸島にある島の一つで、古来より島民の間では呉爾羅(ごじら)という怪物の伝承があるというものだった。
時代設定は、太平洋戦争末期の1945年に始まり,終戦後の1947年まで。
1946年7月、ビキニ環礁で米国が核実験を行い、近海にいたゴジラ被爆する。その結果、ゴジラの再生能力が暴走し、身体は巨大化し、放射能の火炎を吐く怪物と化す。

VFXが素晴らしい。シンプルに胸にずしッ、ずしッと響く音響も。

 

 

 

 

 

 

 

 


怪獣同士が戦うというイメージが強い怪獣映画。この映画は違った。「特攻」から逃げた主人公が戦争を引きずる苦悩から未来に生きることを選択する。仲間が支える。

 

 

 


 

 

市民、民間の力を結集して、ゴジラに立ち向かう。
もう一度、お国のために立ち向かう。
巨大な敵、わけもわからないものに対して、ここまで命を賭すことができるのだろうか。ここらは違和感。今のような戦争が勃発している時世に、気持ちが乗らない。
救いは、命を無謀に捨てないストーリー。青木崇高演じる橘宗作が いい役回り。


さて、ゴジラは海に沈んで、あがってこないのだろうか。

 

 

映画『ゴジラ-1.0』公式サイト













 必ずしも感情移入できるストーリーではなかったが、それでも最後の最後涙が出た。いわゆる「特撮」がすごい。ゴジラのリアリティーが最高だ。
評価 90点。

 

 

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