4月16日、なんばパークスシネマで「仕掛人・藤枝梅安2」を鑑賞。9時20分から部を鑑賞。30人ぐらいの入り、年輩の方が多かった。
映画.COMから
これまでも数多く映画、ドラマ化された池波正太郎のベストセラー時代小説「仕掛人・藤枝梅安」シリーズを、池波正太郎生誕100年となる2023年に豊川悦司主演で映画化した2部作の第2部。
梅安が相棒の彦次郎と京に向かう道中、ある男の顔を見て彦次郎は憎しみを露にする。その男は彦次郎の妻と子を死に追いやった、彦次郎にとっては絶対に許せない仇だった。そして、上方の顔役で殺しの依頼を仲介する元締から彦次郎の仇の仕掛を依頼された梅安は、浪人の井上半十郎とすれ違う。井上と梅安もまた憎悪の鎖でつながれていた。
梅安役の豊川、彦次郎役の片岡愛之助をはじめ、菅野美穂、小野了、高畑淳子、小林薫が第1部につづき顔をそろえるほか。第2部ゲストとして椎名桔平、佐藤浩市、一ノ瀬颯が出演。監督も第1部から引き続き河毛俊作が手がけた 。
2023年製作/119分/G/日本
配給:イオンエンターテイメント
荘厳、東洋的で日本的、重厚。
映像が映える感じ。
独特な世界観を感じた。
梅安、彦次郎、半十郎、三者三様の身の上話、母親、妻、妻、それぞれが哀しい。
おもん役の菅野美穂が1部よりずっと冴えていた。
「梅安が私を愛していなくてもいい。梅安を愛するのは、私の癒し」との科白 ( 正確ではないかもしれないが )。 ここまで寄り添えるおもんがいとおしくなる。
おせき役の高畑淳子もいい。ほっとした場・空気感すごい。第1部に続いて。
ハゼ鍋はおいしそう、本当に。
食事のシーン、普通の人の暮らしそのもの。
卵かけご飯も焼き醤油おにぎりもおいしそうだった。
一番左、佐々木八蔵役の 一ノ瀬楓。佐藤浩市演じる井上半十郎役の連れの仕掛人。凛々しくて雰囲気がある。
時代劇映画、もっともっとたくさん観たいと思う。娯楽満載のチャンバラ映画、もっとたくさんあっていい。
泣いてしまうシーンは1ヶ所あった。これだけで観る価値があると思った。観ていただければ、「ここだ」わかるとおもう。
そして、最後まで飽きさせない。
私の評価 80点。