社会と個人 どう向きあうの

林住期 どのように暮らすのか。日々、自問自答する。

(164) 「春に散る」鑑賞

 

 

 

 

 

 

 

 

梅田東宝シネマで9時20分からの部を鑑賞。
大会場であったが、観客はまばら。

映画.COMから

沢木耕太郎の同名小説を佐藤浩市横浜流星のダブル主演で映画化し、ボクシングに命をかける男たちの生き様を描いた人間ドラマ。

不公平な判定で負けたことをきっかけに渡米し40年ぶりに帰国した元ボクサーの広岡仁一と、同じく不公平な判定負けで心が折れていたボクサーの黒木翔吾。飲み屋で出会って路上で拳を交わしあい、仁一に人生初のダウンを奪われた翔吾は、彼にボクシングを教えてほしいと懇願する。最初は断る仁一だったが、かつてのボクシング仲間である次郎と佐瀬に背中を押されて引き受けることに。仁一は自信満々な翔吾に激しいトレーニングを課し、ボクシングを一から叩き込んでいく。やがて世界チャンピオン・中西との世界戦が決まるが……。

共演にも山口智子、橋本環奈、哀川翔片岡鶴太郎窪田正孝ら豪華キャストが集結。「ラーゲリより愛を込めて」「護られなかった者たちへ」の瀬々敬久監督がメガホンをとった。

2023年製作/133分/G/日本
配給:ギャガ

 

www.youtube.com

 


AI 「Life Goes On」(映画『春に散る』主題歌)が素敵。

AI 「Life Goes On」× 映画『春に散る』Music Trailer - YouTube

 

真っすぐな映画。
ストーリーはよくある話だが不覚にも涙が出てしまう場面がいくつか。横浜流星窪田正孝がすごい。坂東龍汰も。リングでの死闘が迫力満点。

 

 

 

 

女優陣もいい。橋本環奈、坂井真紀、山口智子。存在感がある。
化粧ほとんどなしの橋本環奈、自然体でいい。



 

 

元ボクサーの広岡仁一 (佐藤浩市) のボクサー仲間が個性的。もてなしの温泉 お湯が生きていて本当に気持ち良さげあった。

 



 

gaga.ne.jp

 

1960年生まれ、大分県出身。京都大学在学中から自主映画を製作。『課外授業暴行』(89)でデビュー後、劇場映画からドキュメンタリー、テレビなど様々な作品を手掛ける。『ヘヴンズストーリー』(10)では、ベルリン国際映画祭の批評家連盟賞とNETPAC(最優秀アジア映画)賞を受賞。『アントキノイノチ』(11)では、モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション部門イノベーションアワードを受賞した。『64‐ロクヨン‐』2部作(16)では、前編で日本アカデミー賞優秀監督賞受賞。その後も、『8年越しの花嫁奇跡の実話』(17)、『友罪』(18)、『楽園』(19)、『糸』(20)、『護られなかった者たちへ』(21)、『とんび』『ラーゲリより愛を込めて』(22)など話題作を連発している。

COMMENT

十代後半から二十代前半にかけて沢木耕太郎さんのノンフィクションの幾つかを夢中になって読んだ経験があります。それらは、「老人と青年」が主人公として描かれ、「命と使命」についての葛藤の物語であり、「永遠と一日」の感受性が、常に描かれていました。老齢に差し掛かってしまった今、もう一度あの時間を『春に散る』を通して生き直してみたいと思っています。佐藤浩市さんと横浜流星さんという二人の役者に託して。
昭和から映画の現場の様々を生きて来た佐藤浩市さんの繊細と豪胆。そして今回は、亡父、三國連太郎さんや息子の寛一郎くんとの実人生も、劇中の横浜流星さんとの疑似父子の中に深い影を落としてくるような気がしています。
一方の横浜流星さんにはずっと以前から注目していました。彼の一本気な眼差しが、現在この瞬間だけを生きようとする若者像にぴたりとはまる気がしています。二人のそういう今の佇まいと立ち向かい方を映画に刻み残していきたいと思っています。そういえば、沢木耕太郎さんの著作のタイトルを思い出しました。『流星ひとつ』、今回のキャスティングもまた、沢木耕太郎さんに導かれたのかもしれません。

 

 

L.A生まれ、鹿児島育ち。ゴスペルクワイアーで鍛えた本格的な歌唱力、完璧な英語、バイリンガルでラップもこなせる。ストリート感覚、L.Aアートスクールで学んだダンス・センス、SOUL、R&BHIPHOPと全要素を横断する“QUEENOFHIPHOPSOUL”シンガー。2000年11月にデビュー。05年「Story」の大ヒットの後、「ハピネス」、「みんながみんな英雄」などの大ヒットを世におくりだす。21年NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の主題歌を担当。5月に開催された広島G7サミットで、その楽曲「アルデバラン」を生パフォーマンスし、話題となった。8月23日にアルバム『RESPECTALL』をリリース予定。さらに、10月から全国約30公演前後をめぐるツアーAI “RESPECT ALL” TOURの開催が決定している。

COMMENT

映画感動しました!!!!
堪えても3回泣いてしまいました。
この一つの映画で色んな人生を見せてもらいました。
そしてみなさん相当トレーニングをしただろうなというその感じが顔に出ててますますリアルで感動。
これから自分がどう生きていきたいか考えさせてくれる映画。
素敵な映画に感謝です。
楽曲の制作過程はまだこの映画を見る前に曲を仕上げないといけないのでいただいた資料を見たり、内容を聞いて自分の想像の中でこんな気持ちかなと考えながら作りました。
命があるありがたみとでもリスクを冒してでも自分が満足する生き方。この感じを曲の中で表現したいと思いながら心込めて作りました! 

 


この8月。映画館で見る作品は初めて。
やっぱり映画館での鑑賞は最高だ。よき作品に出合えてラッキーだ。

 

 

 

 

最近見た映画「ケイコ目を澄ませて」や「あゝ、荒野」も良かった。
この作品、直球のボクシング映画。感動した。口コミで評判が広がればと思う。

評価 90点。

 

 

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