昨日(4月12日)、T・ジョイ梅田( 旧称 梅田ブルク7)で、「世界の終わりから」の9時からの部を鑑賞。 観客は30人ぐらい。
映画.COMから
「ラスト・ナイツ」「GOEMON」「CASSHERN」の紀里谷和明監督が、「さがす」の伊東蒼を主演に迎え、女子高生が世界を救うために奔走する姿を描いたドラマ。
事故で親を亡くした高校生のハナは、学校でも自分の居場所を見つけられず、生きる希望を見いだせない日々を送っていた。ある日、ハナの前に政府の特別機関と名乗る男が現れ、男から自分の見た夢を教えてほしいと頼まれる。まったく心当たりがない男の依頼に混乱するハナ。そしてその夜、ハナは奇妙な夢を見る。
伊東が主人公ハナ役を演じ、「ケンとカズ」の毎熊克哉、Netflixドラマ「今際の国のアリス」の朝比奈彩、NHK連続テレビ小説「なつぞら」の増田光桜といった若手陣のほか、冨永愛、高橋克典、北村一輝、夏木マリ、市川由衣、映画監督の岩井俊二、お笑い芸人・作家の又吉直樹など個性的なキャストが顔をそろえる。
2023年製作/135分/PG12/日本
配給:ナカチカ
最後の作品に込めた思い『世界の終わりから』紀里谷和明監督に生インタビュー|シネマトゥデイ・ライブ - YouTube
不思議な映画。
監督の熱意をただひたすら味わうのみ。
ざらついた白黒の映像、独特のにおいがする。
この世界は絶望しか見えない。
女子高生が世界を救うために奔走する。
SMSでの誹謗中傷、祖母の介護、貧困、援助交際、いじめ、日本の現在を映し出す。
パラレルワールド、いわゆるループもの。
ループものは、タイムトラベルを題材としたSFのサブジャンルで、物語の中で登場人物が同じ期間を何度も繰り返すような設定を持つ作品のこと。いわゆる「時間もの」の一種。昔からある物語の類型のひとつだが、日本のサブカルチャーやジュブナイルものでは頻出する設定であり、半永久的に反復される時間から何らかの方法で脱出することが物語の目標となるものが多い。
(略)
冨永愛演じるソラはどこで生きているのか。
ソラは、神か。
北村一輝演じる無限はどのような存在。
夏木マリ・老婆が手にする点字のような本は誰が作ったのだろうか。
官房長官役の高橋克典、うさんくさい。
朝比奈彩って、初めてだ。綺麗で、キリッと。運動神経がよさそう。
これの意味することは何とか、追いかけて、あっという間に135分。
不思議な世界だとは思ったが、私には理解不能であった。
ずっとスクリーンに引き付けられたが、もうひとつ解らなかった。
「ラスト・ナイツ」「GOEMON」「CASSHERN」を観て、もう少し突っ込めたらと思う。
評価 80点。