昨日(11月30日)、半ドンの仕事を終わって、大阪ステーションシネマで13時45分からの部を鑑賞。大きな会場、6割ぐらいが埋まっていた。
映画.COMから
染井為人の同名ベストセラー小説を、横浜流星の主演、「新聞記者」「余命10年」の藤井道人監督のメガホンで映画化したサスペンスドラマ。
日本中を震撼させた凶悪な殺人事件を起こして逮捕され、死刑判決を受けた鏑木慶一が脱走した。鏑木を追う刑事の又貫征吾は、逃走を続ける鏑木が潜伏先で出会った人々を取り調べる。しかし彼らが語る鏑木は、それぞれがまったく別人のような人物像だった。さまざまな場所で潜伏生活を送り、姿や顔を変えながら、間一髪の逃走を繰り返す鏑木。やがて彼が必死に逃亡を続ける真の目的が明らかになり……。
これまでも「ヴィレッジ」や「パレード」で藤井監督とタッグを組んできた横浜が、姿を変えて逃亡を続ける鏑木を熱演。鏑木が日本各地の潜伏先で出会う人々を吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈が演じ、山田孝之が鏑木を追う刑事の又貫に扮した。
2024年製作/120分/PG12/日本
配給:松竹
劇場公開日:2024年11月29日
エンディングで流れる主題歌は、ヨルシカの「太陽」。
あまねく照らす太陽が、優しく穏やか。
■ 「太陽」の歌詞
美しい蝶の羽を見た
名前も知らずに
砂漠の砂丘を飲み干してみたい
乾きの一つも知らずに美しい蝶の羽を私につけて
緩やかな速度で追い抜いてゆくゆっくりゆっくりとあくびの軽さで
行ったり来たりを繰り返しながら美しい蝶の羽を見た
醜い私を知らずに
海原を千も飲み干していく
少しも満ちるを知らずに美しい鱗の粉よ地平を染めて
あり得ない速度で追い抜いてゆけひらりひらりと木洩れの光で
行ったり来たりを繰り返しながら私が歩いた道も、私の足も
私が触った花も、私の指も
私が死ぬ日の朝も、その他の日々も
緩やかな速度で追い抜いてゆくゆっくりゆっくりとあくびの軽さで
行ったり来たりを繰り返しながらゆっくりゆっくりと彼方へ
恐る恐ると羽を広げながら

逃げて、逃げて、イメージを変えながら転々。



高校生の時、帰宅途中で逮捕された横浜流星演じる鏑木慶一。惨殺された一人の家族の証言が決め手となり死刑判決。
何のために脱走したのか。





刑事の又貫征吾(山田孝之が演じる)、ひっかかりを持ちつつ鏑木を追う。苦悩の人を演じる。



潜伏先で、鏑木は接する人を感化していく。それぞれが鏑木の事件に向き合うことで少しづつ変わっていく。
潜伏先があったことや周りの人に影響を与える、出来すぎたストーリーだ。
鏑木がどのような人であるのか、深みをもって理解できなかった。


ハッピーエンドなのがいい。横浜流星、全力感があっていい。5変化、説得力があった。「世の中を信じる」という前向きなメーッセージもいい。
私の評価 85点。
