社会と個人 どう向きあうの

林住期 どのように暮らすのか。日々、自問自答する。

(80) 「フェイブルマンズ」鑑賞

★ ☆ ★ ☆ 「 ヘッダー」の花  梅

 

 

 

昨日(3月4日)、半ドンの仕事を終わって、大阪ステーションシネマで、14時25分からの部を鑑賞。3割、4割の入り。低学年の小学生を連れたお父さんもいた。どんな事情があるのだろうか、気になった。案の定、最後まで興味が持てなかったようだ。




10Fの日本庭園の梅、満開。

 

映画.COMから

ジョーズ」「E.T.」「ジュラシック・パーク」など、世界中で愛される映画の数々を世に送り出してきた巨匠スティーブン・スピルバーグが、映画監督になるという夢をかなえた自身の原体験を映画にした自伝的作品。

初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になった少年サミー・フェイブルマンは、母親から8ミリカメラをプレゼントされる。家族や仲間たちと過ごす日々のなか、人生の一瞬一瞬を探求し、夢を追い求めていくサミー。母親はそんな彼の夢を支えてくれるが、父親はその夢を単なる趣味としか見なさない。サミーはそんな両親の間で葛藤しながら、さまざまな人々との出会いを通じて成長していく。

サミー役は新鋭ガブリエル・ラベルが務め、母親は「マンチェスター・バイ・ザ・シー」「マリリン 7日間の恋」などでアカデミー賞に4度ノミネートされているミシェル・ウィリアムズ、父親は「THE BATMAN ザ・バットマン」「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」のポール・ダノが演じるなど実力派俳優が共演。
脚本はスピルバーグ自身と、「ミュンヘン」「リンカーン」「ウエスト・サイド・ストーリー」などスピルバーグ作品で知られるトニー・クシュナー。そのほか撮影のヤヌス・カミンスキー、音楽のジョン・ウィリアムズら、スピルバーグ作品の常連スタッフが集結した。
第95回アカデミー賞で作品、監督、脚本、主演女優(ミシェル・ウィリアムズ)、助演男優(ジャド・ハーシュ)ほか計7部門にノミネートされた。

2022年製作/151分/PG12/アメリ
原題:The Fabelmans
配給:東宝東和



 

www.youtube.com


サミー・フェイブルマンの家族の物語。祖母、両親、4人兄弟、そして両親の友人。
ユダヤ人のファミリーって、不思議な雰囲気がある。
食卓はテーブルクロスと紙皿で、後片付けはそのまま丸める。面倒さがなくて、合理的・機能的か!!?? 
家族の物語。

 

8mmの映写機を手にして作品にしていくさま、面白い。はまったらやめられない。才能もあり、周りから称賛されればなおさらだ。

 

家族愛、夫婦愛、初恋、両親の不倫離婚。スティーブン・スピルバーグがたどった人生でもある。

父親役のポール・ダノ。メガネがよく似合う。母親役ミシェル・ウィリアムズ、個性的・魅力的だ。主演女優賞にノミネートされたのも納得。

 

映画のしめは、ジョン・フォード。『駅馬車』『捜索者』『静かなる男』『怒りの葡萄』など、ポスターが懐かしい。あのデイヴィッド・リンチが演じる。
ジャド・ハーシュが伯父さんで突然に訪れる。サミーに「芸術を求めるもの者は、孤独と向き合うことになる」との旨、覚悟を求める。短時間の出演であったが、印象的。



アメリカ合衆国で、ユダヤ人への差別が厳しかった認識がなかった。

CHATGPT で質問をしてみた。

 

質問
アンチセミティズム(ユダヤ人に対する差別)とはどのようなものですか。アメリカの建国がプロテスタントによってされたことと関係がありますか。キリスト教徒とユダヤ教徒という宗教上の違いに根拠を持ちますか。

回答
アンチセミティズムとは、ユダヤ人に対する差別、偏見、攻撃的な態度、迫害、暴力などのことを指します。ユダヤ人は、中東地域を起源とする民族・宗教集団であり、世界中に多くの人々が居住しています。ユダヤ教は、キリスト教イスラム教と並んで、世界三大宗教の1つです。

アンチセミティズムは、キリスト教徒とユダヤ教徒という宗教上の違いに基づくものがありますが、歴史的には、ヨーロッパにおいて、ユダヤ人に対する偏見や差別は、中世から存在していました。その背景には、キリスト教社会におけるユダヤ教徒の扱い方や、ユダヤ人が商業活動をしていたことなどが関係しています。

アメリカの建国において、プロテスタントが主流であったことは、アンチセミティズムに関連する要因の一つです。多くのプロテスタントは、ユダヤ教徒キリスト教徒とは異なる「他者」として見ており、ユダヤ教徒に対する偏見や差別が存在していました。また、19世紀には、ヨーロッパからの移民の中には、アンチセミティズムを持った人々もいました。

現在、アメリカでは、アンチセミティズムが社会問題として認識され、さまざまな取り組みが進められています。しかし、時折、ユダヤ教徒に対する攻撃や迫害事件が発生するなど、根深い問題となっています。


質問
アメリカ合衆国におけるアンチセミティズムの歴的な経緯や州によって強弱があるのか教えてください。ちなみにカリフォルニア州はどんな感じでしょうか。特徴を教えてください。

回答
アメリカ合衆国におけるアンチセミティズムは、19世紀から現代に至るまでの長い歴史を持っています。19世紀後半には、ヨーロッパからのユダヤ人移民が増加し、アンチセミティズムの問題が顕在化し始めました。20世紀には、ナチス・ドイツユダヤ人迫害が行われ、アメリカでもアンチセミティズムの問題が深刻化しました。1960年代に入り、市民権運動の影響を受けて、アンチセミティズムが社会問題として認識されるようになり、改善に向けた取り組みが進められるようになりました。

アメリカの州によって、アンチセミティズムが強いか弱いかは異なります。例えば、ニューヨーク州には、アメリカでも最も多くのユダヤ人が居住しており、アンチセミティズムの問題も深刻であるとされています。一方、南部の一部の州では、白人至上主義者がアンチセミティズムを公然と表明することがあります。
カリフォルニア州は、ユダヤ人が多く居住している地域であり、アンチセミティズムの問題も存在していますが、一般的には比較的寛容な社会であるとされています。カリフォルニアには、アンチセミティズムを取り上げる法律が制定され、ユダヤ教徒ホロコースト生存者の証言を学校で教育することが義務付けられています。また、カリフォルニア州には、ユダヤ人博物館やユダヤ人文化センターなど、ユダヤ文化を紹介する施設が多く存在しています。しかし、最近では、カリフォルニア州でも、アンチセミティズムの発言や攻撃事件が発生するなど、問題は完全に解決されていないとされています。

 



 

静かな映画。151分、長く感じない。
おすすめの映画。
評価 85点。

 

 

 

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