半ドンの仕事を終わって、大阪ステーションシネマで「レジェンド&バタフライ」13時からの部を鑑賞した。空いている席を探さないとないぐらいに満席であった。キムタク人気と綾瀬はるかファンの力によるものであろうか。
映画.COMから
木村拓哉と綾瀬はるかの共演で織田信長と正室・濃姫の知られざる物語を描く、東映70周年を記念して製作された歴史大作。
格好ばかりで「大うつけ」と呼ばれる尾張の織田信長は、敵対する隣国・美濃の濃姫と政略結婚する。信長は嫁いで来た濃姫を尊大な態度で迎え、勝ち気な濃姫も臆さぬ物言いで信長に対抗。最悪な出会いを果たした2人は、互いを出し抜いて寝首をかこうと一触即発状態にあった。そんなある日、尾張に今川義元の大軍が攻め込んでくる。圧倒的な戦力差に絶望しそうになる信長だったが、濃姫の言葉に励まされ、2人は共に戦術を練って奇跡的な勝利を収める。いつしか強い絆で結ばれるようになった信長と濃姫は、天下統一へと向かって共に歩み出す。
映画「るろうに剣心」シリーズの大友啓史が監督を務め、「コンフィデンスマンJP」シリーズの古沢良太が脚本を手がけた。
2023年製作/168分/PG12/日本
配給:東映
キムタク演じる織田信長がレジェンドで、綾瀬はるな演じる濃姫が別名帰蝶なのでバタフライ。なるほどと思った。
映画のシーンをワンショット、ワンショットをみればすごい絵だと思た。絵になっている。キムタクと綾瀬たまらない。
周りを豪華に俳優が固める。
徳川家康役、誰だかわかりますか。エンドロールを見て初めてわかった。言われればなるほどと思うが。
オフィシャルサイト https://legend-butterfly.com/# から
戦国時代とは内戦の時代だった。
その後の江戸時代は、鎖国政策をとって、260年余平和な時代だった。
天下布武のために、ひとりの男が魔王となった。信長の口から「とうの昔、人間でない」という科白が何回となく繰りかえされる。
その魔王は、私には「プーチン」に重なった。「プーチン」を美化しすぎと、多くの人から非難されそうだが、正直そう思った。
映画の舞台は、
- 1534年 信長誕生
- 1548年 信長と濃姫結婚
- 1560年 桶狭間の戦い
- 1567年 稲葉山城の戦い
- 1570年 姉川の戦い
- 1571年 比叡山焼き討ち
- 1575年 長篠の戦い
- 1576年 安土城築城
- 1582年 本能寺の変
合戦の名前や内容、頭に入っている。
どんな作戦だったのかとか、長篠の戦いでは信長の鉄砲隊が武田の騎馬隊を圧倒したとか、人が血を流した戦いとかいうことを捨象して刷り込まれている。
168分の映画長くは感じなかった。でも感動はなかった。絵としては豪華だとは思ったが……
なので、評価 70点。
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