社会と個人 どう向きあうの

林住期 どのように暮らすのか。日々、自問自答する。

(182) 「ミステリーという勿れ」と「コンフィデンシャル 国際共助捜査」鑑賞

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月27日、映画を2本はしごした。

まず一つ目。

大阪ステーションシネマで8時20分からの部を鑑賞。観客は、60人ぐらい。3分弱の入り。

 

映画.COMから

田村由美の人気漫画を菅田将暉主演で実写化した連続テレビドラマ「ミステリと言う勿れ」の劇場版。原作で人気のエピソード「広島編」をもとに、広島の名家・狩集家をめぐる遺産相続事件の顛末を描く。

天然パーマでおしゃべりな大学生・久能整は、広島で開催される美術展を訪れるため同地にやってくるが、そこで犬童我路の知人だという女子高生・狩集汐路と出会い、あるバイトを持ちかけられる。それは、狩集家の莫大な遺産相続に関するものだった。当主の孫にあたる汐路ら4人の相続候補者は、遺言書に記されたお題に従って謎を解いていく。やがて彼らは、時に死者さえ出るという狩集家の遺産相続に隠された衝撃の真実にたどり着く。

汐路を原菜乃華、彼女と遺産相続を争う狩集理紀之助を町田啓太、波々壁新音を萩原利久、赤峰ゆらを柴咲コウ、狩集家の顧問弁護士の孫・車坂朝晴を松下洸平が演じる。「信長協奏曲」の松山博昭が監督を務め、「本能寺ホテル」の相沢友子が脚本を担当。

2023年製作/128分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2023年9月15日

 

映画『ミステリと言う勿れ』公式サイト

 

www.youtube.com

 

このマフラー、一度見たら頭から離れない。

 

印象に残ったこと。

ロケ地広島の風景。

 

広島平和公園原爆ドーム

 

 

旧野崎家住宅

厳島神社とJR東広島駅

 

そして、幕末の3匹の鬼の悪行と掟のはなし。「天然パーマの人間はなぜ殺されるのか」の理由。素性が明らかになるになることを恐れる鬼とは一体何者だ。


3つ目は、君子が心にかける九つの事柄。「明・聰・温・恭・忠・敬・問・難・義」。推理のヒント。
狩集家の屋敷にある4つの蔵に2文字ずつ取って命名されていた。
明総の蔵、忠敬の蔵、温恭の蔵、問難の蔵。
義の文字が使われなかったのはどういう事情であろうか。鬼が悪行を恥じて、義を使えなかった。

 

第4に、久能整の科白「弱くて当たり前だと思えればいい」、かっこいい。整が言うと、説教臭くなくスーっと入ってくる。


そして、最後。鬼の子孫たちが、被害者の末裔を探し詫びる。被害者は加害者を責めない。現実の世界もこうであれば本当に平和だ。

 

 

 

 

菅田将暉、最高だ。原作、脚本、監督らスタッフの力すごい。主題歌を担当したKing Gnu も。「硝子窓」心にしみる。
評価 90点。

 

 

映画鑑賞、2つ目。「コンフィデンシャル 国際共助捜査」。
梅田東宝シネマで11時30分から鑑賞。3分ぐらいの入り。会場は第8ホール、中ぐらいの広さ。


映画.COMから

大ヒットドラマ「愛の不時着」のヒョンビン主演による2017年製作の韓国映画「コンフィデンシャル 共助」の続編。

国際犯罪組織のリーダーと消えた10億ドルを追って北朝鮮から韓国へやって来た特殊捜査員リム・チョルリョン。韓国側へは北朝鮮から「国際共助捜査」の要請があり、捜査の失敗により左遷されたベテラン刑事カン・ジンテが現場復帰をかけてチョルリョンの相棒に志願する。2人は以前も一緒に捜査をしたことがあり、チョルリョンに思いを寄せるジンテの義妹ミニョンは再会を待ち望んでいた。互いの真の目的や機密情報を隠したまま捜査を進めていく2人の前に、FBI捜査官ジャックが現れる。

前作に続いてヒョンビンがチョルリョン、「タクシー運転手 約束は海を越えて」のユ・ヘジンがジンテ、アイドルグループ「少女時代」のイム・ユナがミニョンを演じた。FBI捜査官ジャック役に「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」のダニエル・ヘニー。

2022年製作/129分/G/韓国
原題:Confidential Assignment 2: International
配給:ギャガ

 

www.youtube.com

 

ABOUT THE MOVIE | 映画『コンフィデンシャル 国際共助捜査』公式サイト

 

 


ヒョンビン、ユ・ヘジン、イム・ユナ、ダニエル・ヘニーの共演と聞くだけで胸がときめく。イム・ユナ、33才とのことだが若々しい。コミカルな役どころがかわいい。
前半、コミカルでスローペース。ベテラン刑事カン・ジンテファミリーが面白い。
後半、朝鮮民主主義共和国、大韓民国アメリカ合衆国の猛者が手を組み、畳みかけて、北の悪い奴と犯罪組織をやっつける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

肩の力を抜いて楽しく鑑賞。国の指示を無条件に受け入れない矜持を3名の行動に感じた。北の「体制批判(高官の私利私欲)」だけに焦点を当てていないところが柔軟だ。笑いもあり、アクションもさすが。十分に堪能。
評価 90点。

 

 

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