勝ちはしたけれど…悩み濃き立憲 連携を模索も距離をとる維新・国民 - 衆議院議員総選挙(衆院選) [立憲]:朝日新聞デジタル
政権の枠組み、どうなる
パターン1
パターン2
パターン3
自公過半数割れの結果は、「民意」が自公政権の下野を求めているということだ。
裏金・脱税の徹底解明と生活防衛が早急の課題ということだ。
政権交代をして、「政治改革」と「生活防衛」の2点で連立政権を組むというのはどうであろう。来年7月の参議院選挙までを目途にして必死にこの2点の実現に努力したらどうであろう。
数合わせではなく、目的を明確にして連立を組む。
これは妄想であろうか。
立憲民主党がオープンに、丁寧に、率直に、野党各党に対して、連立政権への呼びかけをしたらどうであろう。衆議院選挙は政権交代選挙だったはず。みんなに見える形で工夫して呼びかけをしたらどうであろう。
国民民主党(7議席から28議席)、玉木代表は
「いまの野党全部まとめて政権取ってもらいたいと思います? 私が一番心配しているのは外交・安全保障なんですよ。今こういうふうに与党も野党も単独で過半数取る状況じゃない。極めて不安定。来月にはアメリカの大統領選挙がある。日米の安全保障を担当する責任者が代わったり、あるいはカウンターパートが変質する可能性があって、そういう中において、仮に安全保障で一致できないような、そもそも閣内で揉めるような形だと、南西諸島方面に対してすぐに領空侵犯、領海侵犯、またいわゆる有事が起きる可能性もあるので。外交安全保障とか原発を含めてエネルギー政策とか、国家の基本政策について一致できない人が集まってやっても、これは国のためにならないので」
日本維新の会(43議席から38議席)、藤田文武幹事長も、立憲民主党との連立について、「外交、憲法、安全保障、エネルギー、経済政策の考え方が大きく異なる」と強調していると聞く。
勝ちはしたけれど…悩み濃き立憲 連携を模索も距離をとる維新・国民 - 衆議院議員総選挙(衆院選) [立憲]:朝日新聞デジタル
さて、自民党と公明党は基本政策一致があるのであろうか。外交、憲法、安全保障、エネルギー、経済政策という点で一致があるとは思えないが、連立を組んできた。
ヨーロッパのフランスやドイツの最近の選挙結果のその後の動きを見れば、連立交渉は柔軟だし、したたかだ。
どうだろう。
「政治改革」と「生活防衛」の2点で野党各党の知恵を集めて、政治不信を解消し、みんなが納得できる生活に一歩でも近づけたらいいと思う。
妄想であろうか。
「自公政権の下野はいつ?」
「それは今でしょう」
民意に応える時。
政治改革と生活防衛の連立政権で、自民党裏金・脱税議員の追及を続けてほしいと思う。今回当選した議員についても「禊(みそぎ)が終わった」わけではない。来年7月の参議院選挙についても、引き続き裏金議員の行方が注視されるべきだ。
そして、物価対策、賃金向上など貧困からの脱却の手助けとなる施策を総動員してほしいと思う。消費税減税も是非。新自由主義から決別して金持ち・富裕層に厳しく富の再配分を大胆に行うべきだ。
2000万人の非正規労働者の平均年収が220万円という現実を変えていかなければと思う。