社会と個人 どう向きあうの

林住期 どのように暮らすのか。日々、自問自答する。

(26) 落語【文七元結】 立川談志          利他って大博打か  

久しぶり、落語を聞くのは。


【文七元結】 立川談志 - YouTubewww.youtube.com

 

落語をほとんど見ない。でも、この落語は凄い。
立川談志がすごいのか。本当に素晴らしい。落語で泣くのは初めての経験。

 

中島岳志 著『思いがけず利他』より。6年生の道徳の『手品師』は誠実? それとも思いがけず利他? - 田舎教師ときどき都会教師
田舎教師&都会教師」さんの読者なので、このブログ記事をみていて、落語「文七元結」に出会った。「ぶんしち もっとい」と読むとのこと。

興味をもったので ウィキペディアで調べた。

文七元結 - Wikipedia

 文七元結(ぶんしち もっとい)は、三遊亭圓朝の創作で、落語のうち、人情噺のひとつ。
登場人物が多く、長い演目であり、情の中におかし味を持たせなくてはならないという理由から、難しい一題とされ、逆に、これができれば一人前ともいわれる。『人情噺文七元結』(にんじょうばなし ぶんしち もっとい)として歌舞伎でも演じられる。

成り立ちは、幕末から明治初期にかけての江戸。薩摩・長州の田舎侍が我が物顔で江戸を闊歩していることが気に食わず、江戸っ子の心意気を誇張して魅せるために作ったとされる。江戸っ子気質が行き過ぎて描写されるのはこのためである。

概要
中国で伝承されてきた話をベースに、三遊亭圓朝(初代)が創作した人情噺の大ネタである。1889年(明治22年)の『やまと新聞』に速記が載っている。

「元結(もとゆい、もっとい)」とは、髷(まげ)の根を結い束ねる紐のことで、「文七元結」は江戸時代中期に考案された、実在する元結である。
長くしつらえた紙縒(こより)に布海苔と胡粉を練り合わせた接着剤を数回にわたって塗布し、乾燥させたうえで米の糊を塗って仕上げた元結が「文七元結」であり、「しごき元結」「水引元結」とも称した。「文七元結」の名称は、桜井文七という人物の考案とも、下野国(栃木県)産の文七紙を材料として用いるからともいわれている。
 

 (略)