社会と個人 どう向きあうの

林住期 どのように暮らすのか。日々、自問自答する。

(560) 「オデュッセイヤ」鑑賞

 

 

 

 

 

 

 

9月12日、半ドンの仕事が終わって、T・梅田ジョイで13時30分からの部を鑑賞。
大きな会場、ドルビーシネマ。ほぼ埋まっていた。
入り口は照明が落とされ異質な雰囲気。

 

映画.COM

西洋文学の原点とされる古代ギリシャの詩人ホメロスの叙事詩「オデュッセイア」を、「オッペンハイマー」「インターステラー」のクリストファー・ノーラン監督が映画化した超大作。ノーランが20年越しの念願として、長編映画として史上初となる全編IMAXフィルムカメラでの撮影を敢行し、トロイア戦争後の英雄オデュッセウスによる10年におよぶ帰還の旅を描く。

トロイア戦争を終えたイタケの王オデュッセウスは、妻と息子が待つ故郷への帰還を目指す。しかし神々の怒りを買った彼の前には、一つ目の巨人や魔女、荒れ狂う海の怪物といった幾多の試練が立ちはだかる。一方、王の不在が続く故郷では、王妃ペネロペに求婚者アンティノオスの影が忍び寄り、まだ見ぬ父を思う息子テレマコスも窮地に追い込まれていた。愛する家族のもとへ帰り着くため、オデュッセウスは過酷な運命に立ち向かっていく。

オデュッセウスと妻ペネロペを「インターステラー」にも出演したマット・デイモンとアン・ハサウェイがそれぞれ演じ、息子テレマコスをノーラン作品初参加のトム・ホランド、求婚者アンティノオスを「TENET テネット」のロバート・パティンソンが演じた。そのほか女神アテナ役のゼンデイヤをはじめ、ルピタ・ニョンゴ、シャーリーズ・セロンら豪華キャストが顔をそろえた。撮影は「オッペンハイマー」のホイテ・バン・ホイテマ、音楽はルドウィグ・ゴランソン。

2026年製作/172分/G/アメリカ
原題または英題:The Odyssey
配給:ビターズ・エンド、ユニバーサル映画
劇場公開日:2026年9月11日

 

www.youtube.com

 

トロイア戦争を終えた古代ギリシャの英雄オデュッセウスの故郷イタケへ帰ろうとする物語。
戦争には勝利したものの、故郷を目指したオデュッセウスの船団は神々の怒りを買い、単眼の巨人キュクロプス、魔女キルケ(サマンサ・モートン)、鎧の巨人たちやセイレーンの歌など数々の試練に翻弄され、仲間は全滅。漂着した孤島で海の女神カリュプソ(シャーリーズ・セロン)に救われたオデュッセウスは、記憶を奪う蓮の実によって7年ものあいだ島に留め置かれる。










 













 



 

古代ギリシャの叙事詩『オデュッセイア』を原作とするアクション超大作。

古代ギリシャの詩人ホメロスによる叙事詩『オデュッセイア』が原典。紀元前8世紀頃に成立したとされる。
トロイア戦争は、「紀元前1180年頃、後期青銅器時代の崩壊という地中海全体の激動期に、実際に破壊された都市トロイアの記憶」が、数百年の口承を経てホメロスの時代(紀元前8世紀頃)に叙事詩として結晶化したものといわれている。
ギリシャ神話もほぼ知らないし、ホメロスについての文学的素養もない。

でも、この映画、そんなことがわからなくても十分に楽しめる。
「故郷へ帰る男」と「帰りを待ち続ける家族」の物語。







  


犬も帰郷を待つ。対面して息を引き取る。物乞いを王とわかったのだ。
物乞いを妻より先に 王と識別したものがいる。乳母であった侍女。少年の頃のイノシシ狩りでできた足の傷を覚えていた。

  

 

俳優も豪華。

 







トロイア戦争。ギリシャ神話における最大の戦争であり、ギリシャ連合軍とトロイア(小アジアの都市国家)との10年に及ぶ攻城戦。オデュッセウスの発案した「トロイの木馬」の計略により、10年目にしてついにトロイアは陥落する。






オデュッセイヤはこの戦争で何を感じたのか。
殺戮の戦火の中で佇むオデュッセイヤの姿もあった。
力を持つ者が、弱い者にどうむきあうのか。
見知らぬ人間を、人間として接することができるのか。
約束・信頼を裏切ったとき、社会はどうなるのか。

「クセニア=客人を尊重する神聖な掟」を破ったものがどのような試練を受けるのか。苦難に追い込まれるか。ひいては、社会がどのような困難に直面するのか。

オデュッセイヤの10年に及ぶ故郷・イタケ帰還の旅は何を意味しているのであろうか。
帰還を果たしたオデュッセイヤは、王位を息子に譲り、妻と共に、西方に向かって慰霊の船出をする。


映画『オデュッセイア』公式|9月11日(金)日本公開


ロケ地も豪華。トロイ=モロッコ、キルケ=スコットランド、冥界=アイスランド、イタケー=イタリア。
制作費400億円、宣伝費200億円。スケールがすごい。
日本の製作費上限は概ね20〜40億円規模だそうで、ハリウッドの底力を感じる。
















172分の映画。身構えてしまう。でも、杞憂で あっという間に見終えた。
映像の迫力、どんどんと響く音。
壮大なスケールに呑み込まれる感。
10年越しの家族愛を描く映画、心に迫る。
私の評価 95点。

 

 

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

 

 

映画ランキング