社会と個人 どう向きあうの

林住期 どのように暮らすのか。日々、自問自答する。

(39)岸田政権の安保方針の転換を フランス、イタリア、英国、カナダそして米国が支持・評価するという!!

岸田文雄首相の5ヶ国訪問。安保方針の転換をフランス、イタリア、英国、カナダそして米国が支持・評価との報道が続く。
敵基地攻撃方針・軍備増強方針の既成事実化が進んでいる。
おぞましいし、恐ろしい。

持てる者たち、持てる国の考えていることは一緒ということだ。

「自由と民主主義 対 専制主義・覇権主義」の対立構造の中で選択すると未来・希望はないのではないだろうか。

気持ちが暗くなる。
朝日俳壇・歌壇を読んでいて少し気持ちが晴れた(1月15日付朝日新聞朝刊)。

朝日歌壇:朝日新聞デジタル
朝日俳壇:朝日新聞デジタル

 

朝日歌壇
一年を「戦」で総括することに試されている地球の我ら(札幌市)住吉和歌子
民意よりアメリカ政府の要求で決まった気がする軍事費増加(前橋市)松村蔚

朝日俳壇
矛も盾も武器新年に戦あるな(別府市)梅木兜士彌
地獄へと落つる祖国の冬ふかし(福島県伊達市佐藤茂

 

同じ気持ち、意見、に出会うとほっとする。ひとりではない。
【人は都合のよいものしか見ない】という隘路に陥ることなく、広く視野を広げたい。

連帯を求めて、孤立を恐れない。今も新鮮な響きがある。