難波シネマパークで11時50分から「非常宣言」を鑑賞。まぁまぁの入り。
映画.COMから
韓国映画界を代表する俳優ソン・ガンホとイ・ビョンホンが共演し、飛行機内で発生したウイルステロの恐怖を描いたパニックスリラー。
飛行機恐怖症のパク・ジェヒョクは娘とともにハワイ行きの航空機に搭乗するが、離陸後まもなく乗客が相次いで謎の死を遂げ、機内はパニックに陥る。一方、地上では飛行機を標的にしたウイルステロの犯行予告動画がネット上にアップロードされていた。捜査に乗り出したベテラン刑事ク・イノは、その飛行機が妻の搭乗した便だと知る。テロの知らせを受けた国土交通省大臣スッキは、緊急着陸のため国内外に交渉を開始。副操縦士ヒョンスは乗客の命を守るべく奮闘するが、機体はついに操縦不能となり急降下していく。
刑事ク・イノをソン・ガンホ、乗客パク・ジェヒョクをイ・ビョンホンが演じ、「殺人者の記憶法」のキム・ナムギル、「シークレット・サンシャイン」のチョン・ドヨンらが共演。監督・脚本は「ザ・キング」のハン・ジェリム。
2022年製作／141分／G／韓国
原題：Emergency Declaration
配給：クロックワークス
飛行機が危機に直面し、通常の飛行が困難になったとき、
パイロットが不時着を要請すること
“これ”が布告された航空機には優先権が与えられ他のどの航空機より先に着陸でき、
いかなる命令を排除できるため、
航空運行における戒厳令の布告に値する。
ウィルステロで未知のウィルスに感染した乗客を乗せた飛行機は無事に着陸できるのだろうか。
アメリカの空港ではどうであろうか？日本では？？当事者の韓国は？？？
豪華キャストが共演。
テロリスト・リュウ・ジンソク役のイム・シワン、立ち振る舞いだけで不気味だ。
新型コロナウィルスのパンデミックがまだまだ終焉の見通しが立たない中で、ウィルスバイオテロのテーマを取り上げて、エンターテイメントに仕上げているところが凄い。
機体が操縦不能となり急降下していく飛行機内の映像が迫真に迫る。
家族愛、空の人たちの無私の愛が、事態を好転させる。
涙をこらえることができなかった。
さすが、韓国映画。観て外れなのは めったにない。
航空管制のシビアさの一端にも触れた。面白かった。ハラハラドキドキ。
評価 90点。
